外国人児童生徒

2014年8月 9日 (土)

『帰国・外国人児童生徒等の学力の実態と適切な学習指導について』

8月6日(水),伊東祐郎先生のご講演に行ってきました。

外国人児童生徒の日本語能力の評価(アセスメント)のための指標についての説明でした。

「外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメント(DLA)」
文部科学省初等中等教育局国際教育課作成だそうです。
資料はHPからダウンロードできます。

この資料の中で,細かいことはともかくも,「序章」だけは目を通すことをお勧めしたいと思います。
特に,「外国人児童生徒の言語能力観」だけでも。

2014年7月 4日 (金)

『帰国・外国人児童生徒等の学力の実態と適切な学習指導について』

ふくい市民国際交流協会でおもしろそうな勉強会があります。

おもしろそうなので、早速申し込みました。

『帰国・外国人児童生徒等の学力の実態と適切な学習指導について』

 日 時: 平成26年8月6日(水)13:30~16:30

 会 場: 福井県国際交流会館 第1・2会議室 
         (福井市宝永3-1-1)
 参加費: 無料(ただし、資料の準備のため事前申し込みが必要)
 対 象: テーマにご関心をお持ちの方ならどなたでも参加いただけます。
 講 師: 伊東 祐郎 東京外国語大学 教授 
       (「外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメント」研究推進委員長)

2012年10月29日 (月)

講演会「移動する子どもたちの言葉の教育とは」(12月8日)

越前市で大変おもしろそうな講演会が開かれます。

越前市国際交流協会主催の講演です。
HPから情報を以下にコピーさせていただきました。
川上先生のご講演は,日本語教育学会でも拝聴したことがあり,また著作も多数ありますが,非常におもしろいです。
興味のある方,ぜひどうぞ。
私も,できれば参加させていただきたいと思っています。
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12/8(土)講演会:「移動する子どもたち」のことばの教育学とは

日時: 12月8日(土)13:30~15:30
会場: 越前市生涯学習センター5階 講堂
講師: 川上郁雄氏 (早稲田大学大学院日本語教育研究科教授)
※入場無料
※聴講者数把握のため、できるだけ事前にお申し込み下さい

ポスターはこちら

2012年2月20日 (月)

保育園の連絡ノートその2

2月11日の記事「保育園の連絡ノート」に,海外からコメントをいただきました。ありがとうございました。
「せっかく集めたこういうデータって、ネット上に公開されないものなんでしょうか。」とのコメント,私もこういうデータが共有できればいいと思っている一人です。

現在日本語のデータベースが公開されているようですが,保育園関係は見たことがないです。でも,私が知らないだけの可能性もありますので,もしご存じの方がいらっしゃったらぜひ教えてくださいませ。

今回の卒業論文については,大変貴重なデータを,個人的な「つて」で提供していただくことができました。そのため,一般に公開はしない,あくまでも個人の研究用に利用ということでデータの使用を承諾していただいています。ですから,残念ながらウェブ上に限らず紙面でも公開はできません。

今後ウェブ上での公開を目的としたデータ収集にご協力くださる方がいれば,データ作成は可能です。おもしろそうな研究テーマになりそうです。

2010年10月 4日 (月)

来年度の日本語教育学会研究集会(於:福井)

いつかもここでお知らせしましたが,平成22年度日本語教育学会北陸地区研究集会は福井で行われます。例年通りだと,6月初旬の予定です。

通常,個人(あるいはグループ)の研究発表と,テーマを決めての講演・シンポジウムまたはワークショップなどの2部構成です。

現在,シンポジウム・ワークショップ等をどうするかについて思案中です。富山の先生にもご相談し,アドバイスをいただきながら資料を探しているのですが,大きくは,「外国人児童生徒の日本語学習」について取り上げたい,ということだけは決まっています。

それでも,「外国人児童生徒の学習支援」が抱える問題は多岐にわたっていて,もっともっとテーマを絞り込まなければなりません。

福井県では,少しずつ外国人児童生徒の学習支援を進めようという動きがあるようですが,現実はやはり理想にはほど遠いと言えるのではないでしょうか。熱意のあるボランティアの人々に支えられている,というのが現状でしょう。実際に外国人児童生徒の学習支援に参加していらっしゃる人,そういう事業を運営しようとしている団体の方に,「参加してよかった」と思っていただけるようなものにしたいと考えています。

2010年7月 9日 (金)

子ども日本語学習支援にふさわしい人

子どもの日本語学習支援に,どのような人がふさわしいのか,ということを,日本語教育関係者数名と雑談で話したことがあります。話していたのは,実際に子どもの学習支援に関わっていらっしゃるベテランの方で,私はもっぱら皆さんの会話の聞き役でした。

その中で,次のような発言があったことをよく覚えています。

「いわゆる『日本語教育』における文法知識というのは,子どもの学習支援をする上で,必ずしもいい影響を及ぼさないかもしれない。」

「日本語の文法知識を知っていなくても,子どもにしっかり寄り添うことができる『教師』としての資質ある人であれば,十分によい支援ができると思う」

私は実際に子どもの学習支援に携わったことがないのですが,実際に子どもの学習支援をやっていらっしゃる方,どう思われますか?

本当に本当に,私も子どもの学習支援に実際に関わってみたいのですが,なかなかチャンスがないまま,数年が過ぎています。

2010年4月20日 (火)

小学校の教科書の文型

卒論指導学生が,小学生の教科書に出てくる文型に興味を持っています。ゼミの時間におもしろい論文を読みました。

横田淳子・小林幸江(2005)「外国人児童の教科学習のための日本語指導文型」『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』31,111-124.

小学校の教科書は,教科によって出てくる文型が違うし,文体も違うとのこと。例えば,文体なら,丁寧体で書かれたものもあれば,ほとんど話し言葉で書かれ,終助詞が多用されたものもあるそうです。

そう言えば,先日生活科の教科書を見た時に,可愛いキャラクター満載で,それらのキャラクターが,「これはどういうことかなあ,考えてみよう」「ちょっと調べてみよう」「なるほど,○○だったんだね」などと,教科書の中で話していました。

なるほど,最近の教科書というのはカラーできれいだし,子どもたちが親しみを持って読めるようにこういう話し言葉にしてあるのだなあ,ずいぶん私たちの時とは違うなあと思ったものでした。このような傾向は,日本語が不自由な外国人の子どもにとって,助けになるのかそうでないのか。論文中では,様々なスタイルが使われていると,「非母語話者の外国人児童にとっては複雑で分かりにくい」という指摘がされています。

大変おもしろいです。関連文献を集めて読んでみます。

2010年1月12日 (火)

子どもの絵本

昨夜,福井に戻りました。トンネルを抜けるとまさに「雪」でした。

連休中には絵本についてのコメントをいただいて,本当に嬉しかったので,早速いろいろと調べてみました。

教えていただいた,“多言語絵本の会Rainbow”さっそく検索してみました。独自のHPは作成していらっしゃらないようですが,いくつかのサイトで活動がうかがえました。

もう一つ教えていただいた,“デジタル絵本サイト”ものぞいてみました。こんなサイトがあったんですね!本当に驚きました。

福井では外国人の子どものための読み聞かせ活動などはあるのかな?と思い,「多言語絵本 読み聞かせ」で検索したところ,残念ながら福井関係のものは出てこなかったのですが,全国で本当に様々な活動が行われていることがわかりました。

市販されている教材で「これは!」というものがありましたら,お時間がある時にぜひ教えてください。「ミッケ」というのはこれでしょうか?初めて見ましたが,おもしろそうです!

教えてくださった米田さん,本当にありがとうございました。

2010年1月 9日 (土)

絵本選びに失敗したこと

越前市の講演をきっかけに,湊小学校のことをいろいろと思い出しています。

日本語クラスの担当の先生に,「子どもに絵本を読んでやってほしい」と言っていただいたことがあります。6年生の男の子でした。教室には何冊か絵本が用意されていて,先生が選んでくださった5~6冊の中から,どれでもよいと言われました。

私は子どもに絵本を読んであげるなんて初めてなので,うれしくて,「どれがいいかな~」などと子どもに選んでもらいました。…で,その子が「適当に」選んだのは,忘れもしない「西行法師物語」でした。

読み始めてすぐ「しまった…」と思いました。出家,都,帝…など,日常生活には決して出てこない言葉が次々とでてきます。そもそも「法師」って?

時々,説明をはさみながら読み進めるものの,その子は困ったような顔をして,明らかにつまらなそう。私に気を遣って黙って聞いてくれているのだというのがよくわかります。もっとちゃんと準備してから読んであげられたら,と思うと本当に申し訳なかったです。

「自動車 ブーブー!」のような絵本を卒業した高学年の子どもに物語を読んであげるのは,実はとても難しいのですね。もしかしたら,日本人の子どもも,似たような状況があるのでしょうか。日本人の子どもに「西行法師物語」はどう理解されるのか?子どもは,日本人も含めて私にとって未知の世界です。

2010年1月 8日 (金)

子どものプライド

数年前,半年ほど福井市の湊小学校に週1回通っていたことがあります。日本語取り出しクラスがどのようなものか,どうしても自分の目で見たくて,つてを頼って見学をお許しいただきました。

見学させてくださった担当の先生のご厚意で,実際に子どもと話をすること,子どもの練習問題などを見てあげることも許して頂けました。本当にありがたかったです。

そのときのことで,強く印象に残っていることがあります。そのクラスの児童の1名は5年生でしたが,簡単な算数の計算なども不自由していたようで,くりあがりの計算などはできていなかったようです。

そのため,担当の先生が,2年生の算数から勉強させようとするのですが,どうしても嫌がってやろうとしません。「もう5年生だという思いがあるから,3年生の問題ならまだしも,2年生のなど絶対にやりたくないのだろう」というのが先生のお話でした。

子どもにもプライドはある ― これは大学院時代の恩師から言われたことです。バイリンガル環境にいる子どもは,言葉に不自由することが多い。だけど,子どもだからと言って何かを言わされたり,言っていることを否定されることが平気かというと,絶対にそのようなことはない。当時,私は特に子どもの言語習得に強い関心があった訳ではないのですが,なぜかこのことは強く心に残っています。

昨日の越前市での講演をきっかけに,何年かぶりに湊小学校で出会った子のことを思い出しました

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